愛すべき動物と愛するに足らぬ(自粛)
[シドニー 14日 ロイター] シドニーのタロンガ動物園は14日、9歳のアジアゾウが妊娠したと発表した。しかし動物保護団体からは、まだ十分成長しきっていない若いゾウを妊娠させたとして非難の声が出ている。
アジアゾウは絶滅が危ぐされており、無事に子ゾウが誕生すればオーストラリア国内では飼育されているゾウとして初の出産例となる。そのため、動物園側は「歴史的な出来事」と喜びの声明を発表している。
これに対し、国際動物福祉基金(IFAW)は「12歳の娘を妊娠させるようなもの」で、「まったくの無責任」と批判。飼育下のゾウの妊娠は少なくとも11歳まで待つべきだと主張した。
最近読んだ本に、精神科医の香山リカ(決して人形ではない)が書いた、『イヌネコにしか心を開けない人たち』があったりしますが、それはさておいて。
何となく、この手の動物保護団体は、人間の傲慢さを煮詰めていくと出来上がりそうな気がします。
『全ての動物は神が人間のために与えたもうたものである。故に人間は動物の扱いについて口を挟める……』なんてカトリック的思想は、思い上りもいい所です。
確かに、人間が「12歳の娘を妊娠させる」のは「まったくの無責任」なんでしょうが、じゃああんたらはこのままアジアゾウが絶滅してもいいのか、と。
つうか、生物学的に妊娠できるのならば、この場合は問題ないのでは?動物園という環境ならば野生よりは余程、母子ともに生存しやすい環境ですし。
動物愛護の精神を発揮したいというよりは、動物愛護という大義名分にかこつけて騒ぎ立てたいのではないかとも勘ぐれます。
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